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  3. 認知症について知ろう:認知症に治療方法はある?

治療方法はある?

現在のところ、認知症を完全に治す治療法はありませんが、進行を遅らせる薬はあります。また、ここ10年ほどは、認知症が発症する前にアプローチする先制医療としての薬の開発も進められています。

治療方法

先制医療として注目される「疾患修飾薬」

現在、認知症が発症する前にアプローチすることが有効ではないかという考えで、原因物質の産生を抑制するなどの機能をもった治療薬の開発が進行しています。このように、発症と深く関連する物質に直接作用する薬剤は「疾患修飾薬」と呼ばれ、先制医療として注目が集まっています。

CTやMRIだけではない最新画像診断

認知症の治療には、早期発見が重要になってきます。そのために欠かせないのが画像診断です。CTやMRIなどに加え、最新の技術として期待されているのが、脳血流SPECTやPETです。脳の機能低下を引き起こす箇所での血流状況や原因物質を発見できる診断で、MRI検査で脳の萎縮が見られない場合でも、脳血流SPECTでの検査で血流状態が悪く、障害が起きている部分を発見できるというケースもあります。

重症化を防ぐための生活環境と社会基盤

完全な治療法がない現在、認知症はいかに予防できるかがカギになります。同時に、発症したときにそれ以上の進行を防ぐことも大切です。そのためには、治療だけでなく生活環境などを整えていくことも重要な課題となっています。

安全な住まいにするための福祉用具や支援制度、また趣味を楽しむ、仕事・地域活動などの役割を通した社会的な交流・サポートなど、認知症に関するさまざまな取り組みを理解しておくことも、自分らしく快適な生活を続けるための大切な備えとなります。