その違和感、本当に気のせい?
年齢を重ねるにつれて、「何をするにも億劫になった気がする」と、体力や気力の面でなんとなく違和感を覚えることが増えていませんか?
その違和感、たしかにいまは気のせいかもしれません。しかし、
実はあの「認知症」を引き起こす危険信号の可能性が高いのです。
少しでも当てはまる方は要チェックです。
「出かけるのが億劫」で、
家にいることが多くなって
いませんか?
1週間に1回しか外出しない人は
認知症になりやすい
みなさんは普段、頻繁に外へ出かけますか?
着替えに、お化粧と準備も大変。やっとの思いで出かけたとしても、急に天気が崩れたり、人込みでストレスを感じたり、トイレの心配をしたり…仕事や育児が落ち着き、「どうしても出かけなければならない用事」が減ってくる世代にとっては「無理してまで外出したくない」が本音かもしれません。
しかし、実は、1日1回以上外出する人に比べ、1週間に1回以下しか外出しない人の認知機能障害の発生リスクは3倍以上にもなります。
※東京都健康長寿医療センター研究所調べ(2006年)
※年齢やもともとの健康状態の影響を除いて、外出頻度の独立した影響を算出。
※グラフ中の「発生リスク」は、「1日1回以上」を「1」としたときの数値。
「人と会うのが億劫」で、
ひとりの時間が増えて
いませんか?
人づきあいなど社会的な交流が
少ないと認知症になりやすい!
人と会うと、様々なことに気を使うので疲れてしまい、外出するのが億劫になってきた…という人もおおいのではないでしょうか?しかし、これも危険な信号なのです。
実は、家族や友人などと充分交流している人に比べ、交流が乏しい人の認知症発生リスクはなんと8倍にもなります。
※スウェーデン・カロラインスカ研究所Fratiglioni et al.調べ(2000年)
「尿もれ」が外出や人づきあいを億劫にさせている!?
外出や人づきあいが減る理由のひとつとして「尿もれ」が挙げられます。
尿もれに困っている人は、40代以上の女性、50代以上の男性で3人に1人という高割合になっています。(ユニ・チャーム調べ)。尿もれのある方は、まず専用のパッドを試すなど、尿もれ対策を具体的に行うことが、外出や社会的な交流の機会を増やす土台となってきます。
「歩くのが億劫」で、
ちょこちょこ歩きになって
いませんか?
歩幅が狭いと認知症になりやすい!
歩くことに億劫さを感じていると歩幅が狭くなり、ちょこちょこ歩きになりがちですが、歩幅は意外にも認知症と関係あることが分かっています。
東京都健康長寿医療センター研究所が2012年に認知症と歩幅に関して調査したところ、歩幅が広い人に比べ、歩幅が狭い人(※)は、認知症になるリスクが3倍以上。女性だけで見た場合は、6倍近くにもなります。
あなたの歩幅はいかがですか? ちなみに、「広めの歩幅」の目安は横断歩道の白線の幅です。
※調査対象平均身長:約151㎝。歩幅は、女性65.1cm以上・男性70.6cm 以上を広い人、女性58.2cm以下・男性61. 9cm以下を狭い人と定義
※東京都健康長寿医療センター研究所調べ(2012年)
「老化現象だから…」と、
あきらめていませんか?
認知症を予防する方法とは!?
ちょっとした“億劫さ”が認知症に繋がる。なんだかショックな話じゃないでしょうか。
あるいは、「老化現象だから仕方ない……」と諦めている方もいるかもしれません。
しかし最近、あることが認知症予防に繋がることが分かってきました。
そうです。これまで挙げてきた“億劫さ”の逆の行動です。
実際に、ウォーキングにより脳の記憶をつかさどる「海馬」が大きくなるという科学的なデータがあります。
「年だから...」と、あきらめるのは、まだ早いのです。
※アメリカ・ピッツバーグ大学Erickson et al.調べ(2011年)
手軽に楽しくできる認知症予防、
ご存じでしたか?
億劫さに身を任せず、外出や人との交流、広めの歩幅でウォーキングなどをすることが認知症対策には大切……とわかっていても、具体的に何をすればよいのでしょう。
山歩き、カラオケ、趣味のサークル活動を始めるといったことが考えられますが、いずれも準備に時間がかかり、お金もかかり、始めるのも続けるのもそれこそ億劫になりがちです。
そこでおすすめしたいのが、ライフリー「ソーシャル・ウォーキング®」。
ソーシャル・ウォーキング®とは「社会参加+歩行」を組み合わせた造語です。
「ソーシャル」
- 「外出」や「社会的な交流」などの
認知的アプローチ - Point:みんなで楽しく!
「ウォーキング」
- さまざまな「歩行」による
生理的アプローチ - Point:歩幅ひろめで早歩き!
の両面からアプローチしていくものです。
ソーシャル・ウォーキング®は、コツさえつかめばゴミ出しや買い物など、毎日の生活の中でも気軽に始められます。
特別な準備や人集めなどは一切必要ありません。
気軽に楽しく、
脳に効く歩行ができる
「ソーシャル・ウォーキング®」で、
今から認知症予防を始めてみませんか?
認知症予防を知ろう
認知症を予防しよう
- 認知症のカギは「一次予防」。最新のアプローチとは?
- 診断と予防の重要性が高まる今、認知症の緩和や改善に着目
- 特別な栄養素よりも「バランスの良い食事」
- 激しい運動は必要ない。ほどよい活動を仲間と楽しむ
- 毎日の歯みがきで認知症対策。オーラルフレイルにも要注意
- 10年後に備えて脳の「予備力」をつくる
- 自分が楽しめる、人に喜ばれる交流を長く続ける
- シェアする、書き出す。簡単ストレスマネジメント
- 認知症の人の日常生活を支える、さまざまな取り組みがはじまっている
- 私にもできる!?ライフリー「ソーシャル・ウォーキング®」体験者に話を聞いてみました
- 「出かけるのが億劫」で、家にいることが多くなってませんか?それは認知症のサインかも!?